「高圧受電設備規程」講習会
概要
高圧受電設備の設置者には、自主保安確保の観点から保安規程の作成・届出・遵守,電気主任技術者の選任、電気設備の技術基準への適合、自主検査の実施等が義務づけられ、自主保安体制の確立が求められており、電気事故及びそれに起因する波及事故の防止を回るためには、設計・施工、機器材料及び保守にかかわる広い分野における技術的要件を満たした高圧受電設備の構築が必要となります。
平成7年には電気事業法が大幅に改正され、また、平成9年には「電気設備の技術基準を定める省令」(以下「省令」という。)の改正及び同技術基準の解釈(以下「解釈」という。)の制定等があり、自主的な電気保安確保の重要性がますます高まっております。
このような背景を踏まえ、電気事業者から高圧で受電する自家用電気工作物の保安を確保することを目的とした民間規格として、「高圧受電設備規程」(JEAC8011-2002/JESCEOO13(2002)が制定されました。
この「高圧受電設備規程」は、省令及び解釈に定められている事項及び電気保安確保に必要な要件について規定されており、また、規定を具体的に適用するための技術的要件についても解説されています。
この「高圧受電設備規程講習会」は、高圧受電設備の設計・施工・維持・管理に従事されている技術者を対象に、重要な事項の周知徹底を図るとともに、その背景及び運用に関する理解を深め、技術力の向上と安全確保に寄与する目的で開催しています。
開催時期
開催日時 |
令和6年12月10日(火)~11日(水) |
2日間 |
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場所 | 中央電気倶楽部 |
詳細は約3ヶ月前にホームページ等で案内をさせて頂きます。