関西電気安全委員会第７２回通常総会を開催

　関西電気安全委員会（委員長：松浦　康雄（関西電力送配電㈱　執行役員　配電部・情報技術部　担当）は、6月２１日（水）、新型コロナウィルス感染症が５類感染症に移行したことを受け、３年振りに対面開催にて第72回通常総会を開催しました。「令和４年度事業報告及び決算」の報告、「令和５年度事業計画（案）及び予算（案）」を提案し、原案どおり承認されました。
　松浦委員長が所要のため急遽欠席となり、加用副委員長が冒頭挨拶にて、「ロシアによるウクライナ侵攻の影響が、エネルギー価格の高騰や電力需要の安定性に大きな影響を与えている現状やカーボンニュートラル実現に向けて再エネの導入、省エネの推進への取組みなどの課題」に触れ、「電気関係事業者として、ＡＩ、ＩｏＴ等のデジタル技術を活用し、多様化・高度化するエネルギーニーズや低廉で良質な電気を安定的に届けるという使命がこれまで以上に重要なっている一方で、感電事故など電気による災害や波及事故をはじめとする設備事故が未だ散見されており、官民一体での電気保安の確保を担う当委員会の今後の活動に期待と電気事業関連に従事されている方々に感謝」を示され、挨拶を閉められました。
　本委員会の令和５年度の事業計画方針としては、電気使用安全推進のため重点指向の活動を行うことになりました。
重点実施事業としては、
　○電気使用安全の啓発・推進と電気知識の普及
　○不良電気工事の防止対策と電気工事人の教育
　○表彰　の3項目として、諸事業を実施することとしています。
なお、本委員会は、「電気安全広報部会」「電気工事部会」と「電気保安功労者審査委員会」で構成されています。