関西電気安全委員会第７１回通常総会を開催

　関西電気安全委員会（委員長：松浦　康雄（関西電力送配電㈱　理事　配電部・情報技術部　担当）は、6月7日（火）、新型コロナウィルス感染症対策を考慮し、Zoomを利用して第71回通常総会を開催しました。「令和３年度事業報告及び決算」の報告、「令和４年度事業計画（案）及び予算（案）」および「任期満了に伴う役員改選（案）」を提案し、原案どおり承認されました。
　松浦委員長は冒頭挨拶にて、「昨年決定された第６次エネルギー基本計画に基づき、カーボンニュートラル実現を目指す中で、ロシアのウクライナ侵攻を始め、需給安定性が懸念される状況になるなど電力を取り巻く環境が目まぐるしく変化していること。また一方で、感電事故など電気による災害や波及事故をはじめとする設備事故が未だ散見されており、今後、ＡＩ、ＩｏＴ等のデジタル技術やビッグデータの活用によるリスクの未然防止に期待を示され、安心して電気を使って頂くために、官民一体での電気事故の未然防止活動が必要とされました。最後には、新型コロナ感染症対応の中、電気事業関連に従事されている方々に感謝を示され、あいさつを閉められました。」
　本委員会の令和４年度の事業計画方針としては、電気使用安全推進のため重点指向の活動を行うことになりました。
重点実施事業としては、
　○電気使用安全の啓発・推進と電気知識の普及
　○不良電気工事の防止対策と電気工事人の教育
　○表彰　の3項目として、諸事業を実施することとしています。
なお、本委員会は、「電気安全広報部会」「電気工事部会」と「電気保安功労者審査委員会」で構成されています。