エジソン記念碑 碑前祭を挙行
発明王エジソンの偉業をしのぶ「エジソン碑前祭」が10月15日(金)、京都府八幡市の石清水八幡宮境内のエジソン記念碑前において、エジソン彰徳会の主催により挙行されました。
本年は、エジソン翁の歿後90年にあたり、5年ごとの大祭として、当日は、スティーブン・キャロル領事、(駐大阪・神戸米国総領事館)、西村紀寛副市長(八幡市)、田中恆清宮司(石清水八幡宮)らを来賓としてお迎えし、エジソン彰徳会から高橋宏明理事長(日本電気協会会長、東北電力相談役)、土井義宏副理事長(日本電気協会参与・関西支部会長、関西電力送配電㈱代表取締役社長)、藤洋作前副理事長(関西電力顧問)ら関係者が出席されました。
冒頭にあいさつした高橋理事長は「1956年に設立された当会も今年で65周年を迎える。エジソン翁の功績を称えるとともに、特に青少年に対する科学思想の普及・啓発に寄与し、さらに科学技術の振興と文化の向上に資するべく努めていきたい」と語った。
続いて、来賓のスティーブン・キャロル領事、(駐大阪・神戸米国総領事館)、西村紀寛副市長(八幡市)、田中恆清宮司(石清水八幡宮)より挨拶を頂きました。
日米両国の国歌演奏、国旗掲揚に続き、高橋理事長、土井副理事長、藤前副理事長、スティーブン・キャロル領事、西村紀寛副市長(八幡市)が碑前に献花を行いました。
その後、田中恆清宮司(石清水八幡宮)、古澤宏理事(日本電気協会専務理事)、及川芳樹常務理事(日本電気協会常務理事)をはじめ関係者らが献花し、エジソン翁の遺徳をしのびました。
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高橋宏明理事長献花
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土井義宏副理事長献花
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藤前副理事長献花
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挨拶:スティーブン・キャロル領事
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挨拶:西村紀寛副市長
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挨拶:田中恆清宮司
碑前祭終了後に石清水八幡宮研修センターにて記念行事を実施し、「エジソン冊子の贈呈式」を行い、高橋理事長(エジソン彰徳会)より「未来を照らした男エジソン」冊子571部を西村副市長(八幡市)へ贈呈しました。
続いて、エジソン彰徳会及川常務理事から「エジソン碑前祭の歴史」と題してプレゼンテーションが行われ、発明王エジソンの偉業と石清水八幡宮のつながりが生き続けていることを感じさせられました。
(注)「エジソン記念碑 碑前祭」
日本では1930年(昭和5年)に開かれた第2回「電灯記念祭」に際し、エジソンの功績を後世に伝えるため、日本電気協会内に組織された「エジソン記念碑建設会」が記念碑の建立を決定しました。
エジソン翁が発明した白熱電球のフィラメントに京都八幡市の竹が使われたことにちなみ、石清水八幡宮境内に昭和9年にエジソン記念碑が建造されました。その後、50年の歳月を経て劣化が進んだため、1984年(昭和59年)にエジソン彰徳会により建立50周年を記念し御影石を使った高さ1.7メートル、幅6.3メートルの新記念碑が再建されました。エジソン彰徳会では毎年、エジソン翁の命日(10月18日)に、翁をしのび碑前祭を挙行しています。