2020年5月28日
高調波抑制対策技術指針講習会を開催
概要
2月18日(火)に日本電気協会関西支部会議室において「高調波抑制対策技術指針講習会」を開催し20名の方に参加をして頂きました。
近年の電気・電子・情報技術の進歩により、様々なパワーエレクトロニクス応用機器が家庭用や産業用として広く利用されて、省エネルギー化や制御性・操作性の向上などに大きく貢献しています。しかしその一方で、これらの機器から発生する高調波電流は、電力系統の電圧ひずみを増大させ、電力系統に接続されている機器にいろいろな影響を与えています。
本講習では、電力系統に接続される様々な機器を高調波の悪影響から保護するために需要家からの高調波電流の流出抑制に必要な技術的事項を規定された「高調波抑制対策技術指針」の内容をできるだけわかり易く解説しました。
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講習会風景
カリキュラム
時 間 |
科 目 |
講 師 |
10:10~12:00 |
第1章 総則 第100節 目的 第101節 適用範囲 第102節 用語の解説 第103節 基本的な考え方 第2章 ガイドライン適合判定 第200節 適合判定の対象 第201節 第1ステップ (等価容量による判定) |
(一社)日本電気協会 関西支部 講師 (第1種電気主任技術者) |
13:00~14:00 |
第2章 ガイドライン適合判定 第202節 第2ステップ (高調波流出電流による判定) |
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14:10~15:50 |
第3章 具体的な検討事例 第300節 計算例、記載例 |
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15:50~16:00 |
質疑応答 |