第7回支部大会および第64回電気関係永年従事者・功績者表彰式を挙行
第7回支部大会
5月26日(金)大阪中之島の関電会館において、第7回支部大会を開催しました。藤洋作支部会長が議長を務め、①平成28年度事業報告及び決算②平成29年度事業計画及び予算③任期満了に伴う運営委員の選出の各議案が原案通り承認されました。
大会には役員、会員約40名が出席、ご来賓として近畿経済産業局、荒木電力・ガス事業課長、中部近畿産業保安監督部近畿支部、内橋電力安全課長、鶴内総括係長にご出席いただきました。
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議長を務める藤支部会長
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来賓:近畿経済産業局資源エネルギー環境部荒木電力・ガス事業課長
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来賓:中部近畿産業保安監督部近畿支部内橋電力安全課長
第64回電気関係永年従事者・功績者表彰式
支部大会に引き続いて、第64回電気関係永年従事者・功績者の表彰式が行われました。
藤支部会長は式辞の中で、受賞者に対し永年の功績を称えるとともに、「この25年余りを振返るとエネルギー資源価格の高騰や、地球環境問題への関心の高まり、電力システム改革の進展など、電気関係事業を取り巻く環境は大きく変化するとともに、阪神・淡路大震災や東日本大震災といった幾多の自然災害に見舞われるなど、その道のりは決して平坦なものではなかった。こうした中、本日ご列席の皆さまをはじめ電気関係事業に携わる多くの方々には、「良質で低廉な電気を安定的にお届けする」との強い使命感を絶やさず、需給両面から、関西地域の暮らしや産業活動を支え続けていただきました。皆さま方の長年にわたる電気関係事業へのご貢献に対し深く敬意と謝意を表する次第です」と感謝の意を表された。更に昨年4月から電力の小売全面自由化に続き、今年度からはガスも小売全面自由化がするなど、電力・ガスの垣根を越えた本格競争が幕開けし、お客さまのエネルギーに対するニーズは、より一層、多様化、高度化しています。折しも、国の新規制基準に適合した関西電力の高浜3、4号機は、大阪高裁において再稼働禁止の仮処分命令が取り消され、このたび4号機が運転を再開いたしました。これから安全・安定運転の実績を着実に積み重ね、将来にわたり、重要なベースロード電源としての役割を果たしていくことを強く期待しています。また、高レベル放射能廃棄物の最終処分問題につきましては、全国各地でのシンポジウム開催による対話活動などを通じて、広く社会の皆さまのご理解が深まりますことを切に願っています」と述べました。 表彰式では、近畿経済産業局、資源エネルギー環境部長永山純弘氏(近畿経済産業局長代理)、関西電力(株)、取締役副社長執行役員香川次朗氏(関西電力株式会社社長の代理)をご来賓に迎え、祝辞をいただきました。今回、表彰を受けられましたのは、電気関係永年従事者表彰(25年以上)636名と功績者表彰「発明・考案・改良(企業団体部門)」1件8名、「重大事故未然防止(企業団体部門)」1件1名の方々で、各代表に藤支部会長から表彰状が贈られました。受賞者を代表して、株式会社きんでん尾上道洋氏が謝辞を述べられ、その後の懇親会では一般社団法人日本電気協会本部から出席した福田督会長が挨拶をいたしました。
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祝辞:近畿経済産業局長永山資源エネルギー環境部長代読
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祝辞:関西電力株式会社社長香川取締役副社長執行役員代読
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懇親会風景
電気関係功績者表彰
企業・団体部門
<発明・考案・改良>
「ユニットケース(スライド式)用端子アダプタの研究開発」
関西電力株式会社 大阪南ネットワークエンジニアリングセンター 海老名 弘明 氏(代表)他7名
<重大事故未然防止>
「南港発電所1号タービンバイパス管亀裂発見による事故未然防止について」
関西電力株式会社 南港発電所 発電室 寺園 大輔 氏
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電気関係永年従事者表彰賞状授与
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電気関係功績者表彰賞状授与
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受賞者代表謝辞