2017年1月16日
平成29年新春講演会を開催
概要
(一社)日本電気協会関西支部では、平成29年1月16日(月)に中央電気倶楽部において「平成29年新春講演会」(中央電気倶楽部共催)を開催しました。講師には、経済産業省近畿経済産業局長、池森啓雄氏をお招きし、「関西経済の展望」と題してご講演を頂きました。(聴講者:約120名)
ご講演では冒頭、「第4次産業革命をリードする日本の戦略~新産業構造ビジョン~」として「現下の経済情勢とアベノミクスの成果」「国内の事業環境の変化」「事業環境整備」について各種指標から紹介、さらに「先進国共通の課題」として「新たな需要創出の欠如」「生産性の長期伸び悩み」から最大の鍵は「第4次産業革命」であり、第4次産業革命を勝ち抜く「目標逆算ロードマップ方式」について述べられました。そして、平成29年度税制改正に関する経済産業省要望のポイントについて紹介されました。
次に「成長産業の育成~関西での取組~」について「関西産業の成長力の強化と中小企業支援」状況として部品・素材関連技術の強化対策、成長分野への進出などへの支援事例の紹介、関西を中心とする様々な業種の中核企業による関西発の新たなビジネスを発想する研究会「MIRAIDEA」の活動について紹介されました。
最後に「パリでの経験」としてフランス企業の対日投資支援とその対応やアフリカへの日系企業進出支援における戦略について紹介され、聴講者は、興味深く熱心に聞き入っていました。