2019年4月5日
平成30年度第3回研修会を開催
概要
去る3月1日(金)、関西電力㈱蹴上発電所において、会員等20名が参加し、平成30年度第3回研修会を開催いたしました。今回は、昨年3月より一般公開され人気を博している蹴上発電所にて、「京都における電気の歴史」をテーマに研修いたしました。
研修会は、講師の㈱かんでんエンジニアリングさまより、「水力発電事業発祥の地 蹴上発電所の歩み」と題しまして、ご講義いただきました。講義では、「琵琶湖疏水建設の経緯、目的」や「蹴上発電所第一期から第三期までの建設の経緯」、日本初の電気鉄道への電力供給等をご紹介いただき、京都における電気の歴史等をわかりやすくお話しいただきました。講義の後は、「第三期蹴上発電所(現発電所)の発電機」、「水圧鉄管」、赤茶色のレンガで有名な「第二期蹴上発電所」、放水口、「IEEEマイルストーン」の銘板等をご案内いただきました。
参加者は、京都における電気の歴史や運転開始から125年以上経った今でも現役の発電所として、京都の街に電気を送り続けていること等、講師の説明を終始熱心に耳を傾け、大変有意義な研修会となりました。
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事務局挨拶
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講義風景
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第三期蹴上発電所構内
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第二期蹴上発電所外観
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放水口外観