2017年8月10日
平成29度第1回研修見学会を開催
概要
8月2日(水)、会員等22名の参加のもと、平成29年度第1回研修見学会を開催しました。
今回は、舞鶴市まで足を伸ばし、関西電力舞鶴発電所を訪問。舞鶴発電所は、関西電力唯一の石炭火力としてベース電源を担っています。大浦半島(京都府舞鶴市)の西端、若狭湾国定公園内に位置し、1号機は平成16年8月、2号機は平成22年8月に営業運転を開始しました。自然のままの地形を利用し、敷地を二段造成するとともに、省スペースで石炭を貯蔵できるサイロ方式を採用し、開発面積を最小限に抑えています。
石炭は、埋蔵量が豊富で安定した電力供給を支えており、バイオマス燃料の木質ペレットを混焼することで、CO2排出量を削減しながら、お客さまに品質の良い電気を届けております。
概要説明を受けた後、石炭船が接岸する国内最大級の沖出方式の桟橋、石炭を陸揚げする巨大な揚炭機、巨大の石炭サイロ・バイオマスサイロ、中央制御室での集中管理の状況や、各設備を見学。正に燃料の受入れから発電に至るまでの工程を直に目にすることができました。参加者は、案内者の説明に終始熱心に耳を傾けるとともに活発に質問されるなど、大変有意義な研修見学会となりました。
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挨拶:笹崎副所長
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説明者:井上課長
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発電所外観説明風景